3月24日に予定されていた「いまからここで 6 ロシアより 作曲家 アレクセイ・アイギを迎えて」は、国際交流基金により招聘される予定だったアイギ氏の来日が中止となったため、内容を変更して行うことになりました。「いまからここで」では氏の来日を心待ちに、様々な新曲やパフォーマンスを準備していましたが、残念ながらまたの機会を待つことになりました。
今回は作曲家、コントラバス奏者の河崎純が一昨年行ったコントラバスソロシリーズ「震える石」を、「いまからここで バージョン」として行うことになりました。テクストは主に、モスクワ公演も行った昨年のシリーズ「砂の舞台」で使用した「ことば」で、アイギ氏の父で詩人のゲンナジイの詩の断片も用います。わたしたちは、「待つ」ということをテーマに「いまからここで 6」の創作作業をはじめました。アイギ氏の不在により、かえってこのテーマが明確になっています。ダンサーの鈴木拓郎さんがパフォーマンスで、アルト歌手のかのうよしこさんがいくつかの歌で、俳優の美加理さんが録音で加わり、「在」と「不在」の空間を重層的に創出します。「砂の舞台」の上で震える「石」のような言葉と音、そして私。
地震によるこのような事態でお誘いするのは恐縮ですが、心よりお待ちしています。





砂の舞台の上で、震える石 いまからここでバージョン

2011年3月24日(木) 公園通りクラシックス
開場 19:00/開演 19:30 料金 2,500円

河崎純(コントラバス)
かのうよしこ(アルト)
鈴木拓朗(パフォーマンス)
いまからここで(朗読・パフォーマンス)

構成・作曲:河崎純
主催:詩の通路

いまからここで Vol.6